名作ギャグ漫画「サイボーグクロちゃん」の名言を【ギャグ】【オトコ】【オンナ】【感動】と4つのカテゴリ別に50個紹介。だからみんなも、だからみんなも、なーんかさみしい時、なーんか困った時、ヤツの名前を呼んでみよう（OP曲より）
一応、低年齢層向けのコミックですが、大人でも十分おもしろくて楽しい、深い話です。。
1997年から2001年まで月刊コミックボンボンにて連載された横内なおきの漫画作品。ボンボンの看板マンガ＆アニメとして一部の少年少女から熱狂的な支持を集めた。
この作品の根っこの方のテーマには、自分自身や他人を許し、認め、そして成長していく、といった非常にティーン的な要素があるのではないでしょうか。。
迫害された剛クン、家庭を顧みない父親を嫌っていたコタロークン、コンプレックスの塊だったナナチャン、親からも異物として扱われていたチエコ、被虐待児ゴロー、ドタバタギャグの薄氷一枚下で、彼らは戦ってきました。クロちゃんはそんな彼らの葛藤をいい意味でぶち壊す「破壊のプリンス」です。。
最終巻、登場人物たちがどう変わったか、そんな風に読んでも感慨深いものがあります。
クロちゃんは怒りと憎しみにまみれた人の心を救えるのか？子供はもちろん、ひねくれた見方が大好きな大人にも、オススメの一巻です。。
