高倉健と言えば、寡黙でストイックなイメージがありますが、実際の高倉さんはそんなイメージとは違うところもあったようです。人に対する気遣いやサービス精神は、一流の役者さんにふさわしいものだったようです。
寡黙で無口。不器用な男。高倉健さんのイメージは饒舌ではない…。
プライベートを売るというようなことはなかった…
「自分、不器用ですから」という台詞で、寡黙なイメージがあるが。
ラジオで「こんばんは、緒形拳です」と自己紹介したこともある…
高倉健のイメージは、「寡黙」「不器用」「男」という感じだろう。
読書家、酒も嗜まない健さんは、本来の自分とは相容れないアウトローになりきるために、撮影期間は、現実の社会から自らを遮断した。
夫人の江利チエミが松阪牛の差し入れを持ってロケ先(北海道)に行こうと思って電話したら、その場で断られたという。嬉しいな。けど困るんだ。みんな、家族と離れて、寒さと闘いながらの仕事なんだ。
表舞台に出てこない本人の私生活。プライベートが謎につつまれて。
そのプライベートは、常にベールに包まれていた。映画で演じた役の男の生き様で多くのファンに愛された、最後の銀幕のスターだった。
役のイ...