☆古典落語最高傑作選☆

古典落語の傑作をまとめていくゾ

ヨーロッパの死神説話を三遊亭圓朝が日本に輸入し翻案したもの。

圓生師の「死神」です

成功して復活するパターン。

具体的にはグリム童話に収載された『死神の名付け親』、
またはリッチ兄弟の歌劇『クリスピーノと死神』だと考えられている。

成功するが死ぬパターン。

演者がひっくり返ったあと、
その直後にむっくり起き上がり「おめでとうございます!」
などとロウソクの継ぎ足しに成功して生き残るサゲがある。
正月や客層など縁起のからむ高座にかけるために三遊亭圓遊が改作したとされる、
この場合は「誉れの幇間」とも呼ぶ。

失敗するが生きているパターン。

上記のサゲから派生した、成功するが死ぬパターンもある。
まず、主人公が風邪気味になるという伏線が張られる。

死神が登場し「お前はその風邪が原因で死ぬ」との言葉があり、
ろうそくの継ぎ足しの話となる。いったんは成功するが、
喜悦満面となったところでくしゃみ、ロウソクは消え、
無言...